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- くせ毛ってどうしておこるの?
 
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                朝起きた時、雨の日など、すぐにうねってしまうくせ毛。
 髪型が決まらないと一日憂鬱ですよね。
 そもそも、なぜくせ毛になるのでしょうか?
原因1. 髪内部の「S=S結合」がゆがんでいる
              くせ毛は、弱いウェーブから縮れ毛まで、その程度は千差万別。
              くせの程度は、「S=S結合」と呼ばれる毛髪内部のタンパク質結合の度合いで決まります。
              くせ毛は、この「S=S結合」がボタンをかけ違えたようにずれて結びついているため、髪ゆがんでいます。
            
               
            
原因2.髪内部のタンパク質分布が不均一になっている
              髪の毛の約90%が、毛皮質(コルテックス)と呼ばれるケラチンタンパク質でできています。
              毛皮質は、硬いタンパク繊維(P-コルテックス)と柔らかいタンパク繊維(O-コルテックス)の2種類から成り立っています。
              2つが均等に分布していれば直毛になり、偏って分布しているとねじれ現象を起こしてくせ毛になります。
            
               
            
また、硬いタンパク繊維(P-コルテックス)は水分を含みにくく、柔らかいタンパク繊維(O-コルテックス)は水分を含みやすい性質をもっているので、外気に湿気が多いと不均等に髪が膨らみ、乾燥した時より髪1本1本の縮れが強くなり、全体のボリュームが出やすくなります。
原因3. 毛穴が曲がっている
 
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                くせ毛は頭皮の中で毛穴がカーブしています。
 髪の毛が頭皮上に押し出される時にその毛穴を通るので、表面に出た時に髪が曲がってしまいます。
 くせ毛の度合いは、この毛穴の曲がり具合によって変わります。
              また、毛穴の形は遺伝することが多く、親がくせ毛だと子供もくせ毛になりやすい傾向にあります。
              さらに、頭皮ダメージやストレス、毛穴の詰まりなど他の要因でくせが強くなる場合もあります。
            













 
             
           
             
           
      